糖魂をはじめたわけ
学生時代、何度も考えた。
古典で昔の人の日記を読んで問題を解くけど、そういう日記とやらはどこかで発掘されたものなのか、と。
歴史家として研究をしている人たちはやはり過去、自分たちが生まれるずっと前の歴史について知りたくて研究や発掘をしているわけで。
この先も歴史家が存在するのか確かではないが、まあこういうくだらん日記を残して後の世に発掘されたらいいなという私のくだらん願望、そして何か残してやろうという思いから文章を書くに至る。
日記は中学の頃から書いていたが、何か特別な出来事がなければ書かなかった。
でも何もしないでただ過ごすことはほとんどないのだから自分が思ったこと、あれが美味かっただとかオカンにイラついたとか、そういう日常を書きたいと思った。
それに、あとで見返してみた時にこんなこと考えてたんだとか、ちょっと笑いが込み上げてくるからこれまた面白いんだ、日記は。
だから何年も続けていけたらいいなあなんて思う。
こうやって電子端末に吐き出すことでスッキリすることがあるから。
すっかりIT化に飲み込まれている私である。